シミ取りピコレーザー

レーザーによるダウンタイムの少ないシミ治療

ピコレーザーとは

ピコレーザーはシミやそばかす、ニキビ跡や毛穴の開きの改善が期待できるレーザーです。

熱ではなく光で色素を分解するため、熱による影響が少なく痛みを軽減した治療が受けられます。

ピコ秒でより短い時間で照射することで、衝撃波によりメラニン色素をピンポイントで弾き飛ばすことができます。

粉々に分解されて弾き飛ばされた色素は、マクロファージという掃除の役割を果たす細胞に貧食され、リンパ管を通して体外に排出されます。

粒子が細かいほど早く掃除できるため、ピコレーザーは治療後に普通の肌の状態で戻るスピードが早いのです。

治療後の赤みや腫れなどのダウンタイムが少ないので、ダウンタイムのために休みを取る必要がなく、人目を気にせず普段通りの生活が可能です。

ピコレーザーが従来のレーザーと違う点

従来のシミ・そばかすなどの治療ではナノ秒レーザーを使用して熱エネルギーによってメラニン色素を砕く手法を用いていました。

しかし熱エネルギーによって色素沈着が起こるリスクを抱えていました。

従来のレーザーは照射時間がナノ秒(10億分の1秒)で、照射時間が長くなると患部以外の周りの細胞にも熱を広げてしまうため、ダメージを与えて色素沈着を起こしてしまうのです。

ピコレーザーの照射時間はピコ秒(1兆分の1秒)と非常に短いため、まわりの細胞へ影響の少ない治療ができます。

照射するパワーが強くても肌へのダメージが最小限に抑えられるため、痛いが少なくダウンタイムも短い治療が可能です。

照射するスポットに合わせてサイズを調整できるので、従来のレーザーでは難しい小さな粒子や色素に反応しやすいといったメリットもあります。

 ピコレーザー従来のレーザー
効果効果を実感するまで早い複数回必要
痛み痛みが少ない痛みがある
施術回数従来の半分3~5回以上
ダウンタイム毛穴・小ジワ:数時間~1日程度 ニキビ跡・たるみ:数日~7日程度3~7日程度
かさぶたできにくいできやすい
肝斑治療可能難しい
目次

ピコレーザーはこんな人におすすめ

・シミ・そばかす・肝斑を消したい人
リスクを抑えたシミ治療を受けたい人
・肝斑を薄くしたい人
・肌質を改善したい人

・タトゥー・アートメイクを除去したい人
・ダウンタイムが取れない人
・痛みの少ないシミ治療をしたい人

ピコレーザーは従来のレーザーよりも痛みもダウンタイムも少ないので、レーザー治療を受けたいけどダウンタイムがあることで躊躇していた方には受けやすい治療です。

レーザーやフォトフェイシャルでは難しいとされていた薄いシミや肝斑の治療も可能なため、治療が受けられなかった方にも向いています。

リスクを抑えた治療ができるので、初めて美容施術を受けてみたい方におすすめです。

ピコレーザーの特徴

ピコレーザーは、シミ取りやくすみ改善に効果的な、メラニンを減らすトーニング治療を進化させた治療になります。

シミ治療にはシミの濃さや深さ、大きさに合わせたレーザーの波長とパルス幅(照射時間)がとても重要で、シミの特性に合わせたレーザーを照射しないと、かえってシミを濃くしてしまうことがあるからです。

従来のシミ治療で用いられていたレーザーは、パルス幅がナノ秒なのに対し、ピコレーザーは1000分の1のピコ秒という非常に短いパルス幅なのが特徴です。

ピコ秒という短い時間で照射をするので、熱によるダメージが少なく痛みも少ない治療が可能となりました。 3つの照射モードがあるため、さまざまなシミの種類、お悩みや症状に合わせた照射ができます。

ピコレーザーの3つの照射モード

ピコレーザーは3つの照射モードがあり、お悩みや症状に合わせて的確にアプローチできます。

  • ピコトーニング
  • ピコフラクショナル
  • ピコスポット

3つの照射モードについて解説します。

ピコトーニング

ピコトーニングは低い出力でシャワーのように優しく照射し、メラニンを少しずつ減らしていくモードです。

高出力のレーザーでは、かえってメラニンを刺激してしまい症状を悪化させるリスクがありました。

レーザーでは治療が難しい肝斑にも対応しているので、ほかのレーザーで治療を断れてしまった方でも、ピコトーニングなら可能です。

肌のくすみや色ムラを改善して肌全体のトーンをアップさせます。

  • 薄いシミ
  • くすみ
  • 色ムラ
  • 赤ら顔
  • そばかす
  • 肝斑
  • 色素沈着

ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは点状に集中したレーザーを照射して肌に微細な穴を開けて傷を作り、修復する力を利用して新しい肌に入れ替える治療です。

肌に穴を開けますが皮膚表面のダメージは最小限に抑えられているので、痛みやダウンタイムは少ないです。

従来のフラクショナルレーザーも肌に傷を付けて自然に治癒する働きを利用しますが、ダウンタイムが5日~1週間かかっていました。

ピコフラクショナルはおよそ1日程度で肌の状態が治まるため、通常通りの生活ができます。

強い出力で一気に照射して衝撃波によって表皮内に空洞を作り、コラーゲンやエラスチンの生成をサポートし、肌の弾力とハリをアップさせます。

  • 肌の弾力アップ
  • 小ジワ
  • 毛穴の引き締め
  • ニキビ跡

ピコスポット

ピコスポットは強いパワーをピコ秒(1兆分の1)で照射して衝撃波でメラニン色素を粉々にして破壊します。

気になる部分にピンポイントで照射できるため、濃いシミやタトゥー、アートメイクの除去にも用いられます。

照射直後は白っぽくなり数日かけてかだぶたとなって剥がれ落ちますが、徐々にきれいな肌の色に戻ります。

  • シミ
  • そばかす
  • あざ(ADM・太田母斑)
  • タトゥー・アートメイクの除去

ピコレーザーの効果

シミ・そばかす周辺組織を刺激せずピンポイントでメラニンを破壊
肝斑治療が難しいとされている肝斑治療も可能
あざあざの種類に合わせて波長を選択
赤ら顔ヘモグロビンに作用して赤ら顔を改善
ニキビ跡肌再生でニキビ跡を目立たなくさせる
毛穴の開き毛穴を引き締めて皮脂分泌を抑制
タトゥー・アートメイクの除去色素の粒子を細かく砕いて色素を除去

シミ・そばかす

年々増えたり濃くなるシミは肌のターンオーバーが乱れることによって、メラニン色素が蓄積されてシミになります。

従来のレーザーでは照射時に周辺の組織を刺激してしまい、かえってシミを濃くしてしまうリスクがありましたが、ピコレーザーはさまざまな種類、大きさ、濃さ、深さのシミに対応可能です。

薄いシミには低出力で複数回に分けて照射して徐々にメラニンを分解したり、濃いシミには高出力で照射するなどシミに合わせて治療します。

肝斑

肝斑はホルモンバランスの乱れによって炎症性の色素沈着が起きている状態なので、強いパワーのレーザーは肝斑治療に不向きだとされていました。

従来のレーザーやフォトフェイシャルでは反応しにくく、逆に悪化させてしまう恐れがあるため、トラネキサム酸など内服薬を用いた治療が主流となっていました。

ピコレーザーは肝斑のような薄い色素にも反応するため、ほかの組織へ刺激を与えることなく治療できます。

あざ

太田母斑、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、蒙古斑などのあざにも効果的です。

大きさや深さによって複数回の治療が必要となる場合もあります。

シミや肝斑だと思っていてもあざだったということがあります。ADMや太田母斑の診断は非常に難しいため、シミやあざだと自己判断せず医師の診察が必要です。

あざの種類に合わせて波長を選択するため、あきらめていた方でもご相談ください。

ニキビ跡

ピコレーザーは微細なレーザーを照射することで皮膚の再生を促すことができるため、クレーター状ニキビ跡の改善に有効です。

肌再生で肌全体を入れ替えるため、ニキビでダメージを受けた肌も目立たなくさせます。

一度の治療で約10~15%程度の細胞が再生されるため、複数回の治療が必要です。

毛穴の開き

ピコレーザーは肌の弾力やハリに欠かせないコラーゲンやエラスチンの生成を促進させる作用もあるので、毛穴の開きを目立たなくさせる効果も期待できます。

真皮にある皮脂腺を引き締めて皮脂の分泌を抑えるため、肌質改善も目指せます。

タトゥー・アートメイクの除去

ピコレーザーは色素の粒子を細かく砕くことができるため、タトゥーやアートメイクの色素を除去することができます。

細かく砕かれた色素は自然な代謝機能で体外に排出されるため、複数回の治療で薄くすることが可能です。

ただし、色素が入っている深さやインクの種類によって照射する度合や回数が異なります。

当院の特徴

Point1

ピコレーザーで、光治療よりも強いシミ除去効果を

フォトフェイシャルなどの光治療はダウンタイムは少ないですが、薄いシミを完全に消し去るのは難しいと言われていました。衝撃波を利用してシミを消し飛ばすピコレーザーは、色素沈着のリスクを抑えながら、光治療よりも薄いシミまでを除去することができます。

Point2

経験ある医師が照射

当院の施術医師は美容外科で十分な経験を積んだ医師のみが、診察の上で行います。消えないシミなどは、診察の結果照射できない場合もございます。

Point3

少ないダウンタイム

ピコレーザーは従来のナノレーザーよりも余分な熱の影響が小さいため、ダウンタイムがより少なく、効果を実感しやすいやすいです。

Point4

少ない痛み

シミ取りは痛みが心配、という方も多いと思いますが、ピコレーザーによるシミ取りの痛みは、輪ゴムを半分伸ばして弾く程度、と例えられるくらい小さなものです。痛みに弱い患者様でも安心して治療を受けることができます。

注意事項(リスク・副作用・ダウンタイム)

スクロールできます
施術時間約10分~15分程度です
痛み保冷剤で冷やした上で行います。オプションで塗布麻酔を行うこともできます。
ダウンタイム施術後約10日ほどはカサブタができますので、触ったり剥がしたり、強い日光に当てないようにしてください。一度消えたあと、色素沈着が発生した場合は、3~6ヶ月かけて消えていきます。
メイク翌日から可能です
注意事項シャワーは当日から可能です、飲酒、激しい運動は当日はお控えください。入浴は翌日から可能です。特に施術後二週間は強い日光を控え、日焼け止めの使用をお願いします。
副作用頻度は少ないですが、色素沈着が発生した場合は3~6ヶ月かけて消えていきます。
持続期間基本的に一度消えたシミが再発する可能性は低いといえます。 
一度では除去できなかったシミやあざなどは複数回の治療が必要になる場合があります。

*上記は一般的な経過であり、痛み、ダウンタイム、効果には個人差があります。
*施術時間にカウンセリングの時間は含まれません。
*妊娠中の方は施術を控えていただきます。

 FLOW  施術の流れ

STEP
カウンセリング(10分)

カウンセラーによるカウンセリングで具体的なお悩みをお聞きし、患者様に合わせたプランを提供いたします。

医師の診察でお肌の状態などを確認します。

患者様一人一人に合ったプランを提供しているので、施術に対して不明な点や不安なことがありましたらご相談ください。

施術内容や料金についてご納得いただいた上で施術を行います。

STEP
メイク落とし・洗顔

治療は素肌の状態で行うので、施術前にご自身でメイク落としと洗顔をしていただきます。

STEP
照射施術(10~15分)

医師によりピコレーザーを照射します。

痛みに配慮してお声を掛けながら照射していきます。痛みが少ないため、基本的に麻酔は不要です。

STEP
アフターケア

照射した患部をケアし、治療後の過ごし方や注意点について説明します。

STEP
ご帰宅

洗顔や入浴は当日から可能で、ピコトーニングのみ当日のメイクが可能です。

ご帰宅後に患部がほてる感じがある場合は、保冷剤で冷却することをおすすめします。

治療後はシミが再発しないように、患部に日焼け止めを塗って紫外線対策をしてください。

治療間隔は1ヶ月程度を目安にし、症状によっては定期的な継続が望ましいです。

STEP
アフターフォロー

施術2週間後の診察を推奨しています。

術後の様子を確認させていただき、次回の施術についてご提案します。

それまでにも気になることがありましたら何でもご相談ください。

CASE 症例写真

医師コメント

ピコレーザーについて
しみには大きく分けて、普通のシミ(老班)、脂漏性角化症、肝斑、ADMなどに分けられます。
まずは診断が第一になります。
ピコレーザーは、衝撃波によって
シミを取る最新式のレーザーです。

シミ取りレーザー治療で悩まされるものが色素沈着です。これは施術後1ヶ月をピークにして、シミが戻ってきたような茶色い色が出現します。3~6ヶ月ほどかけて消えていきますが、これをなるべく起こさないことが治療においてのポイントになります。

従来のナノレーザーよりも色素沈着リスクが少なく、ダウンタイムも少ないものになります。
施術後はシミの色が少し濃くなったようなカサブタが10日ほどで剥がれます。
ただ、肝斑がある場合は色素沈着のリスクが増えますので、その際は診察にて判断させていただきます。

当院では、美容皮膚科で色々なシミ治療をしてきた診察のできるドクターのみが照射しております。

当院で導入しているレーザーはPico Dream(ピコドリーム)で、
2波長のレーザーを搭載したピコレーザーになります。
主にシミ、そばかす、肝斑、肌を明るくするトーニング、入れ墨除去の治療に使われます。

シミ取りで有名なフォトフェイシャルは、色の濃いシミを薄いシミに揃えるところまでは有効ですが、薄いシミまでしっかり消したい場合は、ピコレーザーを用いるのがおすすめです。

Together Menu 合わせてオススメ

層の違う注入系のヒアルロン酸、ボトックスは同日施術も可能です。

Q&A(よくある質問)

シミがきれいに取れるか心配です

当院は美容皮膚科で長期の研修を積んだ医師のみが照射しております。機械の種類もそうですがそれ以上に、誰がどんな出力で打つか、が、重要な治療となっております。十分な診断の上、適切な治療をご提案させていただきます。

妊娠中はどうしてもできませんか?

妊娠中に行って問題が起きたという報告はありませんが、美容施術なので、念の為控えていただいております。

当院の選ばれる理由

シミ治療はどこへ行けばいいか不安

当院は確かな技術で経験のある医師が照射をしております。まずは一度カウンセリングをうけてみてください。

しみとりピコレーザー/美白ピコトーニング

PRICE

※価格は予告なく改定する可能性があります
施術回数 金額
シミスポット1回 1cm×1cm 通常価格15,000円
・キャンペーン価格→11,000円
両ホホとり放題1回99,000円
→88,000円
全顔とり放題1回150,000円
→120,000円
両手とり放題1回65,000円
→55,000円
ピコトーニング
   顔
初回 
【コース】
5回 
10回 
25,000円

110,000円(22,000円/回)
200,000円(20,000円/回)
アートメイク除去眉 
両眉 
18,000円→15,000円
28,000円→25,000円
※すべて公的医療保険が適用されない自由診療です
※全て税込価格です

スタッフ情報:

・統括医師

美容外科医 高御堂 裕基

経歴
美容外科医・眼形成外科医
日本眼形成外科学会、日本美容外科学会、
日本美容皮膚科学会、抗加齢医学会

平成26年三重大学 医学部 卒業
平成27年 名鉄病院
平成29年 藤田医科大学病院 助教
令和2年 フラミンゴ美容クリニック立上監修
令和3年 城本クリニック美容外科 分院長
令和4年 医療法人一美会エースクリニック 勤務

    名古屋栄ビビアージュ美容クリニック・

令和5年 栄美容クリニック 栄院・津院 勤務
   

・院長
自由診療勤務

月曜13~16時・水曜10~16時のみ

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